自費出版_中央公論事業出版  

自分史

 
 ▼書くための準備 
 資料、年表、原稿枚数、全体の構成 
 ▼予算 
 制作費、編集費、発送費
 ▼原稿の書き方 
 原稿用紙の使い方、文章を書く「こつ」     
 ▼配付の仕方 
 配付方法の事例
 


▼書くための準備

1. 手元にどんな資料があるか、一ヵ所に集めて整理しましょう

  年代順に並べられるものは、並べ、分からないものはおおよそでいいから、対応できるところに挿入する。
  カードを作って、並べてみるのも一つの方法です。
  一覧表を作ってみてください。
  参考になりそうな資料を列記すれば、
    ・日記(自身のもののほか、家族のものも参考になります)
    ・アルバム(学校の卒業アルバム・親戚や友人所有のアルバムなどからも複写する)
    ・手帳
    ・学生時代の文集
    ・同窓会関係の名簿等
    ・通知表・表彰状・各種取得免許
    ・手紙類
    ・給与明細
    ・俳句・短歌・絵画・論文などの作品類
    ・近親者の記録
    ・戸籍謄本
    ・昔の地図
    ・ビデオ・8ミリ 等々

2. 簡単な年表(略年表)を作りましょう

  形式は自由。自分向きのものをお作り下さい。
  簡単なやり方を一例としてあげます。
  まず、

 2.1. 図書館などで年鑑類をご覧になり、1年ごとの項目の少ない年表をコピーしましょう。
  見つけづらい時は、用途を言って、図書館の人に教わってください。

 2.2. このコピーを大学ノートの左ページに貼り(1ページに2〜5年分程度を切り貼り)、
  右ページには、その時期に起きたご自身の思い出深い「事件」を略記します。
  「事件」とは、たとえば近親者の誕生・死、入学・卒業、引っ越し、就職、結婚、出産、新築、
  自動車の購入、子どもの「事件」、旅行、転職、作品発表、退職、受賞・栄典等々。
  これで、自分史用のカンタン年表の出来上がり。
  パソコンのワープロ、データベース、表計算ソフトなどを使ってもいいでしょう。
  下図は、Microsoft Excelを使って年表を作成した例です。

年表作成の例

3. 資料の一覧表と略年表とを比較しましょう

 3.1. 多い・少ないの問題
  とうぜん、資料の多い時期と、少ない時期とがあるでしょう。
  少ない時期については、必要がないならそのままにしておき、書きたいと思えば補充の努力をします。
  補充の仕方は人により、時代により、事項によりそれぞれ異なりますので自分なりの工夫を。

 3.2. 資料と略年表から、どこを重点的に書くか決めます。
  全部書くのはたいへんですから、書きたいところをマークしておくのです。

4. 書きたい時期(事柄)の資料を充実させましょう

  年月日や人名(年齢)、地名、建物名、住所など、正確であればあるほど執筆は楽になり、
  内容も充実したものになります。写真や地図・絵などビジュアル資料も豊富であると便利です。
  その時々の社会の動きが分かると話が生きてきます。
  当時の新聞や雑誌を調べて必要なものをコピーしておくとよいでしょう。

5. 目次をつくってみましょう

 5.1. 3.2.でマークした時期(事柄)を、つけられれば仮のタイトルをつけて、並べてみます。

 5.2. タイトルをつけた事柄ごとに書きたい内容を200〜400字くらいに書き出してみます。

 5.3. タイトルと内容文を、全体の構成を考えて並べて書き出してみます。
  まとめた方がよいと思うものはまとめ、章とします。まとめる前のものは節と考えます。

 5.4. 口絵あるいは文中に写真や絵を入れたり、短歌や俳句を入れたりすることも考慮してください。
  図書館などで、「こんな本にしたい」というサンプルを見つけて、その真似をすると便利です。

6. 全体の分量を予測しましょう

 6.1. 5.でつくった目次のうちで、一番書きやすいと思ったところ(節)を、とにかく書いてみましょう。

 6.2. 節の部分で、400字詰原稿用紙で5枚になったなら、大体何節になるかを予想し、
  節数×5枚で、1章の分量の見当がつきます。

 6.3. この調子で各章の枚数を出せば、全体のおおよその分量の目安がつきます。
  全体で300枚〜400枚くらいになれば、自分史としては1冊の本にしておかしくない分量です。

 6.1. 分量の調整:分量が多いようでしたら、章を減らすなり、事項を削るなりして減量します。
  ただ、量の調整はいつでもできますから、とにかく書きやすいところから書き始めるのがよいでしょう。


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▼予算

1. はじめに

  このホームページの「自費出版の方法」をまずはお読みください。
  見積作成データとして何が必要か、仔細に説明されています。
  ご不明の点はお問い合わせください。

2. 基本的な知識

  本の制作費は、おおむね下記の項目を合計して算出されます。
  組版費(版下制作費)、製版・刷版費、印刷費、用紙代、函代、製本費、編集費
  このとき、注意しておきたいことは、

 2.1. 判型が大きい方(A4、B5)が、小さい方(A5、B6、四六判、新書判)より費用がかかること。

 2.2. 組版費(版下制作費)、製版・刷版費は部数の多少に関係しない、いわば固定費であること。

 2.3. カラー印刷の部分は、一色刷りにくらべ、製版・刷版費は5倍程度、印刷費も4倍程度
  よけいにかかり、用紙代も高くなること。

 2.4. 印刷費には固定費の部分が相当ありますので、1000部以下ですと、500部刷っても700部刷っても
  ほとんど制作費は変わりません。

 2.4. 用紙代・函代・製本代などは部数にほぼ比例して高くなります。

3. 見積に必要なデータを揃える

 3.1. 発行部数
  何部発行するかを決めて下さい。
  まず、贈りたい人、あるいは買っていただけそうな方などのリストをおつくり下さい。年賀状のやりとりをしている人の数がひとつの目安になります。
  地元の図書館や、報道関係、あるいは関係機関(勤務先・同窓会・趣味の仲間など)には、
  ご自身に知り合いがいなくても、発刊後、欲しいと言う方が出てくる可能性があります。
  また、将来知り合い、渡さざるを得なくなるであろう人もいるでしょうから、1〜2割の予備も計算に入れておきます。

 3.2. 本の大きさ
  判型は、自由です。一般的には、原稿の分量が少なければ小さな判型(四六判、B6判)、原稿量が多かったり、学術的なものであればA5判、
  絵や写真が主体となる本ならばA5判や大型のB5判(変型も可能)にします。

 3.3. 装丁
  書店や図書館で、気に入った本を探し出しイメージを固めましょう。
  自費出版ですので、親近者だけ用に特別仕立ての本をつくることもできます(普通の装丁で500冊発行し、そのうちの10冊だけを、
  たとえば母親の着物や帯を表紙に使った特装本にするなど)。
  装丁によって費用はかなり変わりますから、ご相談ください。

4. 執筆・編集にかかる費用

  いろいろな事情で、ご自身で原稿を書けない場合は珍しくありません。いろいろなやり方がありますので、ご相談ください。

5. 発行後にかかる費用

  本の制作費以外にも、宅配料あるいは郵送料・発送用封筒代・挨拶状の作成と発送・出版記念会開催費等など、
  やり方により、いろいろな費用が発生します。どのようにして、どのくらいの部数を、どこに配布するか
  事前にご検討ください。


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▼原稿の書き方

1. 手書きの場合は原稿用紙を使用する

  原稿はワープロやパソコンを使っても、手書きであってもOKです。
  ただし手書きの場合は、必ず原稿用紙(200字または400字詰め)にお書きください。
  下書きはともかく、決定稿までノートだったりすると、分量の計算にも不便ですし、
  誤記・誤読も起こりやすいからです。

2. 原稿用紙への書き込み方

  書き出しは1字分(マス目ひとつ)空き。改行ごとに1字分空けます。マス目ひとつには1文字だけ書き、
  句読点も1字分を使用します。
  縦組みの本にしたい時は、原稿用紙は縦書きに使います(横組みの場合は横書きに)。
  ルビ(振り仮名)は漢字の右脇につけます(下図参照)。

原稿用紙の書き方

3. 文章を書くのが苦手という方へ

 3.1. 文章が分かりにくくなってしまう主な原因
  ○主語と述語がはっきりしていない
   一つの主語には、なるべく述語も一つだけになるよう心がけましょう。
  ○用語が不適切、不正確
   ことばの意味に不安を感じたら、すぐ辞書で確かめましょう
  ○文章が長い
   一つの文章(センテンス)は、出来るだけ短くしましょう。
  ○形容詞や修飾語が多すぎる
   感動したからと言って、「感動した」「感激した」を連発すれば、読む方はシラけてしまいます。
   形容詞や修飾語は、具体的な言葉に置き換えてみましょう。

 3.2. 5W1Hが基本
  よく分かる文章には、「だれ(Who)が、いつ(When)、どこ(Where)で、何(What)を、
  なぜ(Why)、どのように(How)やったか」、すなわち5W1Hが含まれていなければ
  ならないと言われています。

 3.3. 読みやすい文章は短い
  たとえば「……は、……であるが、そこの……の……の……が、……であり、そして……であったので、
  私は……を……にした。」というように内容が2つも3つも続けて書かれていると、
  読むほうは混乱して、意味も不明瞭になります。どうするか?
  一つの文章(センテンス)に主語を複数いれないこと、接続詞がいくつも入った文章にしないことです。

 3.4. 辞書は手元に
  漢字が書けないから辞書を引く。それだけでは不十分です。用語が適切か?
  意味を誤解していないか? ひんぱんに辞書をお引きください。国語辞典と漢和辞典は手元にいつも置いておくこと。
  用字・用語はなるべく統一したいものです。

 3.5. 文章のお手本は、新聞記事
  好きな作家の文章を真似るのは、文章修業の一方法だと言われます。
  しかし、これはなかなか難しいもの。
  大作家の真似はやめて、むしろ新聞記事に注目してみましょう。
  新聞記者はわかりやすい文章表現をつねに心がけています。
  新聞記事をお手本にするのが手近で有効な方法です。

 3.6. 書きたいところ、書けるところから書く
  書きづらいところは後回し。そうしないと、完成する前に精力を使い果たしてしまいます。
  結果的に書けなかったら、書かないでいいのです。
  「書けない」と感じる場合、その多くは才能不足のせいではなく、資料不足・調査不足に
  原因があるはずです。
  そして、とにかく書けるところをどんどん書いていくこと。
  大半が書き終わるまでは、推敲にあまり時間をかけないようにしましょう。

 3.7. 継続は力なり
  千里の道も一歩から。
  執筆に疲れてきたら「そして、」と書いて気分転換。これ、作家・故梶山季之氏のやり方。
  中途で用件が入ったときなど、「そして、」と書いて中断すると再開しやすいのだそうです。

 3.8. それでも文章に自信がない方に
  お知り合いの方に添削をお願いしてみたらいかがでしょう。
  第三者の意見を取り入れて修正すると、勘違いや手前勝手な思い込みを減らせます。
  それでもままならない場合、最後の手段として、専門家の手による代作、リライト(書き直し)
  という方法があります。詳しくは、小社にお問い合わせください。


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▼配付の仕方

1. はじめに

  人それぞれに配布方法が異なりますので、ここでは参考になりそうな事例をいくつかあげます。

2. 参考事例

  ●謹呈用紙を用意して、出来上がった本の一部あるいはすべてに製本段階で挟みこむ
  (発送時にはさむより便利かつ割安)。
   謹呈用紙は、「謹呈 著者」と印刷された出来合いのもの、あるいは特注でご自身の名前入りに
   する場合とがあります。
  ●出来上がった本をすべて手元におき、ひまを見ては手書きの挨拶状を入れ、宛名書きして発送する。
  ●事前に発送名簿を発送会社にわたしておき、出来上がった直後に一括発送する(こちらで代行できます)。
  ●本が出来上がる前までに、発送用封筒などに宛名書きしておき、本の完成をまって梱包・発送する。
  ●出版記念会を開き、そこで手渡す。
  ●図書館・報道機関などは、出版社に住所リストがあるので、それを借用する。
  ●書店での販売をご希望の場合は、こちらをご覧下さい。書籍の販売
  ●個人で販売する場合、郵便振替の口座を開設することもできますが、通常は現金書留・郵便為替・
   切手などで送金していただくケースが多い。
   代引き便(郵便・宅配共にあり)を利用される方もあり。
   送料は、購入者負担・販売者負担のどちらもあり。場所の遠近により送料が変わることもあるし、
   発送用封筒の価格もあるので、たいていは一律○○円という具合にされているようです。
  ●販売価格の設定は自由ですが、1冊当たりの製造費用(製造費÷部数)ではなく、同程度の厚さ・装丁の
   一般書籍の価格に近い値段にされることが多い。

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