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263.jpg ●ISBN4-89514-263-9 C0095(品切)
『希望の花を胸に 一主婦の戦時下日記
武谷信代 著
四六判上製本
382頁
定価2,100円(本体2,000円)
2006年3月発行

●たとえそれが結ばない花であったにせよ、
希望の花ほど美しく私を眩惑するものはない。

 著者は明治32年生まれ。医師の夫に従い、平壌へ戸畑へと、六人の子供と共に移り住む。その間書き続けた日記の昭和14年から21年までを収録する。
 家族の大病を乗り切り、花や野草を愛で、金剛山観光も果たした平壌時代。日ごとに悪化する戦況のなか、六人の子供を育て畑仕事に精を出す戸畑時代。夫を支え、子供のために空襲下に上京するなど、戦禍の現実のなかで「希望の花」を枯らせなかった主婦の見事な生き方。

著者紹介:武谷信代(たけや・のぶよ)
 明治32年2月25日、埼玉県川越市に生まれる。大正9年、奈良女子高等師範学校卒業。川越高等女学校および青山女学院に奉職。大正13年4月、武谷凱三と結婚、福岡市に居住。昭和5年、夫の赴任先の平壌に転居。昭和17年、戸畑に転居。平成3年5月7日、死去。享年92歳。平成4年4月、歌集『出会い』を出版。