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296.jpg ●ISBN978-4-89514-296-0 C0025
『イザベラ・バード「日本の未踏路」完全補遺』
イザベラ・バード
高畑美代子 訳
A5判並製本
192頁
定価1680円(本体1600円)
2008年1月発行

イザベラ・バードの既刊

 『アメリカ合衆国における宗教の諸相』
 『チベット人の中で』
 『イザベラ・バード/カナダ・アメリカ紀行』

*第12回日本自費出版文化賞 研究・評論部門入選

●明治11年、一人の英国女性が東北・北海道で見たのは古い日本から新しい日本への変貌だった――
 『日本奥地紀行』で消された記述の全訳。

 イザベラ・バードの『日本の未踏路』(Unbeaten Tracks in Japan)は、1880年に初版の2巻本が出版され、1885年に半分以上を削除した省略版が作られた。日本では、この省略版が高梨健吉訳・東洋文庫『日本奥地紀行』(現在は平凡社ライブラリー)として出版され、広く親しまれている。その後、日本では削除部分の伊勢訪問を含む関西旅行などが『バード 日本紀行』(雄松堂出版、2002年)として出版された。『日本奥地紀行』には、初版から削除された箇所があることは多くの研究で指摘されていたが、その全容が一冊の本となるのは初めてである。『日本奥地紀行』『バード 日本紀行』と、本書『イザベラ・バード「日本の未踏路」完全補遺』で、"Unbeaten Tracks in Japan"のすべて訳されたことになる。解題付き。

著者紹介:イザベラ・バード Isabella Bird(1831−1904)
 ヴィクトリア時代のイギリス人。世界の西洋人の行かないところを独りで旅するレディ・トラベラーで、女性で最初の英国王立地学会特別会員となった。日本以外にも、アメリカやインド、中国など多数の国を旅行して、その旅行記を残した。日本旅行の後の旅ではアジアでの医療伝道病院の設立に力を尽くした。

訳者紹介:高畑美代子(たかはた・みよこ)
 1947年、北海道に生まれる。現在、弘前大学大学院地域社会研究科(後期博士課程)在学。論文「イザベラ・バードに会った3人のクリスチャン学生と弘前教会・東奥義塾の活動」「イザベラ・バードのUnbeaten Tracks in Japan における「未踏」の二重の意味」『弘前大学大学院地域社会研究科年報』(2006年、2007年)他。